日毎に送られてくる贈り物。
開ける気にもならない贈り物。
信じられるものは誰か。
信じられないものは誰か。
判断する材料を持たない私には対処の仕様がない。
妹達は言う。
それを知るのは私とあなただと。
私を知るのは、私の判断を知るのは他にないと。
それほどに以前の私とあなたは近かったのか。
そう思えば苦い思いが込み上げる。
私にはない記憶。それが悔しい。
そんな気持ちで山と積まれた贈り物を目にする。
あなたはこれを見て、何を思うのだろう。
あなたに尋ねれば、何と言うのだろう。
湧き出る期待、不安、焦燥。
その意味を今の私は知らない。
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